2010年12月22日水曜日

秋学期(最初の学期)を終えて

先週の金曜日にようやく最初の学期が終わった。

知らない土地では当然のごとく慣れない知らないことだらけで、授業についていくのがやっとの半年間だった。

留学してからは英語の環境に慣れることがまず一番に必要なことで、これには徐々に慣れてきた。日常会話はあんまり深く考えることなく徐々にしゃべれるようにもなってきた。

授業は履修できる17単位maxで取って、平均GPAは3.29になった。計算方法は点数100~90でA=4、89~80でB=3、79~70でC=2、69~60でD=1、59以下でF=0。おそらく可もなく不可もなくといったところだろう。

この学期、慣れない環境で頑張ったけど、死ぬ気でやればもう少し頑張れた気もする。振り返ってみると、自分が留学生だから、他の学生とは語学においてハンデがあるからというのを理由にしてきた部分が正直ある。これに気づけたのは今日、数少ない日本人の先輩と深い話ができたおかげだ。この先輩は、自分が通っているトゥルーマン州立大学と同じカークス村(Kirksville)にある医大(A. T. Still University)に通っている、けいさん。

アメリカ人でも医大を生き抜いていくには(良い成績を維持していくためには)、相当な勉強という努力が必要で、外国語の英語で医学を学ぶ、これがどれほど難しいことなのか、それを本人に尋ねてみた。
ただ勉強量が半端なく多いだけで、特に英語は問題じゃない。
今年が6年目のアメリカ大学生活だといっても、帰国子女でもない人がそれを口にできるってことは、自分の進みたい道で本当に努力を続けてきたという証拠なんだと思う。本当にに強く心を打たれた。自分が好きなことなら、頑張ろうと思えば外国語で学ぶという困難をも乗り越えられる。それを知ることができた。

次の2学期目(冬学期)で英語の壁を克服することは当然困難だろう。しかし次の目標としては「語学のハンデがあるから良い成績をとれなかった」というのはなしにして、「本当に頑張って(何か言葉では表せないかもしれないが漠然と)すごく得るものがあった」と最低限思えるような2学期目にしたい。

今後は、勉強をするときには本当に集中して勉強する。オフの時間もきちんと確保してリラックスする。そういうメリハリをつけて頑張っていこうと思う。今日は、これらの目標を定めるきっかけとなった実りある1日だった。

2010年12月7日火曜日

最初の学期の期末(Final)試験期間



久々の投稿。

今日は期末テスト(Final week)の前の週の月曜で、テストと課題に追われている。こんな時に限って、こうプログを書きたくなるものなのか。

昨日は課題がなかなか終わらず、今日の会計のテスト勉強ができず、タイムマネジメントができていない。このままだと最終成績がCになってしまう。

今学期のとっている授業は以下の通り。

  • Financial Accounting
    • 3単位
    • Business / 専門分野
  • English Academic Writing
    • 3単位
    • Liberal Arts / 教養
  • Microeconomics
    • 3単位
    • Business / 専門分野
  • World Musics
    • 3単位
    • Liberal Arts / 教養
  • College Algebra
    • 3単位
    • Online
    • Liberal Arts / 教養
  • Trigonometric Function
    • 2単位
    • Online
    • Liberal Arts / 教養
次にブログ投稿するのはテストが終わってから。

写真1枚目は、ウズベキスタン人の友人と。
写真2枚目は、サンクスギビング(感謝祭)休みでのアメリカ人の友人、ガーナ人の友人と。

2010年7月18日日曜日

Truman State University / トゥルーマン州立大学 紹介
















Truman State University / トゥルーマン州立大学に来て、早一周間が経った。


以下この大学について少し紹介を。

大学名:Truman State University

アメリカ、ミズーリ州カークスヴィル(Kirksville)という小さな田舎町にある中規模(生徒数約5,500人)州立大学。留学生は2010年春学期の時点で261人(うち日本人6人)。大学敷地内にはリス、ウサギ、野鳥が至る所に生息。四季は日本とさほど変わらず、春と秋が短い。
ある大学ランキングでは、13年間続けて(アメリカの1/4の地域にあたる)中西部の学部課程、修士課程(bachelor’s and master’s degrees)のカテゴリーでNo.1の州立大学として認められ、(中西部の)私立大学も合わせるとNo.8、『全米でBest Value(比較的授業料が良心的で、質の高い)Top10の公立大学』ではNo.2に挙げられている。Accounting / 会計学が特に有名。 
Truman has been ranked by U.S. News&World Report for thirteen consecutive years as the #1 public university in the Midwest offering bachelor’s and master’s degrees. Truman is ranked No. 8 overall in the Midwest region among both private and public institutions. U.S. News&World Report's 2010 edition of "America's Best Colleges. Truman State University is the nation's No. 2 best value in "Top 10 Best Value Public Colleges" (in the public sector according) to the Princeton Review.
現時点ではまだ秋学期(アメリカでは春学期と秋学期の2学期制)は始まっていない。なのでキャンパス内で見かけるのは夏休みの間に授業を取っている学生とサマーキャンプ中の地元の高校生ぐらい。

そして自分が参加しているプログラムはBridge to Degree Program(学部入学準備プログラム)といって、TOEFLの点数が入学条件の550に届いていなかったため、5週間の英語集中講座を受けている。

このプログラムでは台湾人4名、中国人4名が同級生として一緒に参加していて、自分を含めた計9人で5週間を終えることになる。

もっと参加者は多いと予想していたのと、何より自分だけ中国語(台湾語)がわからないというのは少々つらい。彼らも英語力がまだ抽出なわけで、悪気なく彼ら彼女らの間で中国語でコミュニケーションをとっている状況で、自分だけ意思疎通が困難。これをポジティブとらえれば、中国語を学ぶ良い機会なんだと。まあ何とかなるでしょう。

そして問題なのが、自分の体を支える寮の食事。さすがアメリカ。甘かったり、しょっぱかったりと、味が雑。ケーキには緑と青の着色料たっぷりのクリーム。牛乳の横に、チョコレートたっぷりのココア牛乳。炭酸ジュース専用ドリンクバー。アイスクリームとソフトクリーム。食べ放題飲み放題。

なるべく野菜:肉:その他を2:1:1ぐらいになるように気をつけながらの食事。せめてもの救いが好物のトマトとハムがあること。

さてさて、執筆中の今の時刻は夜中の1時過ぎ。今から授業のレポートのトピックを考えなければ。

2010年7月10日土曜日

到着(空港)




アメリカ

関西国際空港からカリフォルニア州サンフランシスコまで9時間。4時間ほど空港で待機した後、ミズーリ州カンサスシティまで3時間。

幾分か待機した後、大学の送迎シャトルバスに乗り大学へと向かう。それにしても長時間のフライトと待機だった。

今は、手持ちのお金が2万円と$140。外貨交換をするために持って来た2万を、こっち(アメリカ)で交換しようとしたら大分レートが悪いことを知った。

手持ちが少ないため、それにしてもクレジットカードがとても役に立つ。

おそらく大学に着いたら、寮の部屋に入って、ウォルマートに買い物に連れて行ってもらって、近くの銀行に口座開設するために連れて行ってもらう、感じになるかと思う。

写真(3枚目)はとりあえずの空港での朝食。

2010年7月8日木曜日

渡米

明日、渡米!

行ってきます!

2010年7月5日月曜日

高校、大学1校目入学・中退、そして大学2校目編入

無事、学生ビザ(F-1)付きパスポートが手元に届き、大阪から実家福岡への引っ越しがやっと終わった。それにしても、ここまでの道のりは長かった。今回は留学(編入)先決定までを振り返ってみよう思う。

高校3年
親友と目指していた第一希望は公立の北九州市立大学だったが、派遣交換留学生数が当時日本一だった私立の関西学国語大学に変更。そこに行けば留学への一番の近道になるだろうと思い、他の事は深く考えずに入学を決意。憧れの大学生活一人暮らしという過剰な妄想を持ちながら、大学に入学。

しかしいざ授業を受けてみると、学ぶことたくさんありより専門性が高いと予想していた大学の授業が、高校の授業の延長にしか思えない。この授業に年間100万近くの授業料を払って4年間も行く価値はあるのか、と自問自答を続ける日々。

留学したさに地元を飛び出したはいいが、関西外大の授業には自分の求めるものはない。そうは言っても、いくらか自発的に動いたかいがあって夏休みにはフランスで国際ボランティアを経験することができた。これがきっかけで、2年次を休学してワーキングホリデー(1年間の就労や学校での授業を受けることのできる滞在資格)でカナダに行こうと思ったが、大学の休学費用が法外に高かったため断念せざるをえなかった。(授業料の半値の50万近く。)

調べた他の大学では安くて3万程度で休学出来ることを知り、この大学の休学費用・制度に嫌気が差し大学を辞めることを決意した。

それとほぼ同時に、大学の留学生に連れられてなんとなく行った教会の牧師さんに、在住外国人子女が半分、日本人学生が半分ほど在籍する、京都府京田辺市にあるKyoto International University(京都インターナショナルユニバーシティ)を紹介してもらった。

ここでは、

  • 少人数
  • バイリンガル教育(日本語と英語の二カ国語)
  • アメリカの教育課程
で運営され、
  • アメリカに留学する際は取得した大部分の単位を移行できる

ということが魅力的だった。

「それならここ(KIU)で単位を取りながら留学を目指そう!」と、一度のキャンパス訪問、授業参加を経て決意した。

この大学を卒業しても大卒の資格がもらえないなどの不安はあったが、「善は急げ」のモットーのもと、KIUの学生として2008年の春、大学2回生を迎えることになった。

2010年6月21日月曜日

留学先合格通知

無事、編入先大学決定。

4校に出願し、結果3校に合格をもらった。
  • Truman State University(MO) / トゥルーマン州立大学(ミズーリ州)
    • 第一志望 合格
    • 奨学金$4,500
    • 授業料はout-of-state
  • State University of New York(SUNY) at Geneseo(NY) / ニューヨーク州立大学ジェネシオ校(ニューヨーク州)
    • 第二志望 合格
    • 奨学金$2,000
    • 授業料はout-of-state
  • Louisiana Tech University(LO) / ルイジアナ技術大学(ルイジアナ州)
    • 第四志望 不合格 (TOEFL点数足りず)      
  • Minnesota State University Moorhead(MN)/ ミネソタ州立大学モアヘッド(ミネソタ州)
    • 第五志望 合格
    • 授業料はin-state(州民)と同じ授業料
  • Winona State University(MN) / ウィノナ州立大学(ミネソタ州)
    • 第三志望 結局出願せず
今回はミズーリ州(第一志望)とニューヨーク州(第二志望)で迷ってトゥルーマン州立大学決断した。

なので、アメリカ大陸の真ん中(中西部 / Midwest)の田舎に行って来る。

今回は、5週間のIntensive English courseを受けてPassするという条件付き入学のため、秋学期が始まる1か月以上前の7月9日に出発。

学生ビザ(F-1)がギリギリ過ぎて受け取り間に合うかが心配。
卒業は(単位の移行次第で)早くて2年間、普通にいって2年半ぐらいはかかりそう。

ではでは。

2010年6月2日水曜日

留学準備期間中

大学出願の近況報告

ようやく、アメリカの4年制大学、4校に出願しました。

学部は経営学、専攻は国際ビジネス学を予定していて、

  • Truman State University(MO) / トゥルーマン州立大学(ミズーリ州)        
  • State University of New York(SUNY) at Geneseo(NY) / ニューヨーク州立大学ジェネシオ校(ニューヨーク州)
  • Louisiana Tech University(LA) / ルイジアナ技術大学(ルイジアナ州)       
  • Minnesota State University Moorhead(MN)/ ミネソタ州立大学モアヘッド(ミネソタ州)
の4校。
  • Winona State University(MN) / ウィノナ州立大学(ミネソタ州)
にも出願予定。


5校とも、州立大学(公立)で、授業料が高額になるであろう私立には出願せず。

今学期(クウォーター制)は、留学準備で受講授業は一つのみにしている。

また、最近特にしてるこことは

  • 本を読む - 最近はもっぱら池上彰
  • 新聞(日経)を読む
  • iPod Touchをいじる
  • 竜馬伝を観る
  • LOST(海外ドラマ)を観る
  • 映画(DVD)を観る - ステップアップ、ステップアップ2、バタフライエフェクト、HACHI、ジョンQ、エージェント

ではではここれでー。

2010年3月13日土曜日

記事考察 高校授業料無償化-外国人にも支給

今回は、高校無償化についての考察。

毎日新聞ホームぺージより以下抜粋。

衆院文部科学委員会は12日、高校授業料の実質無償化法案を賛成多数で可決した。
公立高校では授業料を徴収せず、私立は所得に応じ就学支援金を助成する。
16日に衆院を通過し、参院に送付される見通し。


また、文部科学省の資料より以下抜粋。
【政策目的】
 ○ 家庭の状況にかかわらず、全ての意志ある高校生・大学生が安心して勉学に打ち込める社会をつくる。
【具体策】
 ○ 公立高校生のいる世帯に対し、授業料相当額を助成し、実質的に授業料を無料とする。
 ○ 私立高校生のいる世帯に対し、年額12万円(低所得世帯は24万円)の助成を行う。

現時点でのテレビのニュース、他新聞記事など含め自分なりにまとめると。

  • 公立高校授業料は実質無償化
  • 私立高校授業料は政府が一部支給(年額12万~24万円)
  • 外国人にも同様に適用される(北朝鮮人民以外)
1、2については賛成。

3について言うと、

  • 1年間以上日本に滞在している外国人(労働者?)で、対象となる子を持つ親が外国人登録をしていれば子供が日本にいる、いないに関わらず支給    
  • 逆に、子供は日本に滞在しているのに、親は海外で働いている日本人、の場合は支給を受けることができない

問題点

  • 親が国内にいるかいないかに焦点を当てている
  • 1年以上滞在している外国人(労働者)にも日本国民同様に支給

よって3については反対。

改善点

  • 教育を受けている子供が国内にいるか、いないかに焦点を当てる
  • 永住権取得者(同等の資格所有者)、または5年以上(何年でもOK、でも1年は短い)滞在中の外国人

にすべき。

自分とはほとんど(大学生だから)関係のないようなことも、少しでもより深く掘って考えてみれば繋がっているんだと思う。

初めに

初投稿

前々から自身のブログを持ちたかった。

ここに書くことで、自分自身や読者にどのような影響を与えるのかを葉だ感覚で知る実験の場としても積み上げていきたいと思う。

今後投稿していくテーマは主にアメリカ大学留学に関して。

以下自己紹介 (2010年3月現在)

出身:
福岡県田川市 (0~18歳)

現居住地:
大阪府枚方市 (19~21歳)

学校:
福岡県立田川高等学校 普通科 卒業 (16~18歳)
関西外国語大学 外国語学部英米語学科 中退 (19歳)
京都インターナショナルユニバーシティー 国際関係学科国際ビジネス専攻 在学中 (20~21歳)
アメリカの4年制大学に3年次編入予定  (22~24歳)

ではでは。