高校3年
親友と目指していた第一希望は公立の北九州市立大学だったが、派遣交換留学生数が当時日本一だった私立の関西学国語大学に変更。そこに行けば留学への一番の近道になるだろうと思い、他の事は深く考えずに入学を決意。憧れの大学生活一人暮らしという過剰な妄想を持ちながら、大学に入学。
しかしいざ授業を受けてみると、学ぶことたくさんありより専門性が高いと予想していた大学の授業が、高校の授業の延長にしか思えない。この授業に年間100万近くの授業料を払って4年間も行く価値はあるのか、と自問自答を続ける日々。
留学したさに地元を飛び出したはいいが、関西外大の授業には自分の求めるものはない。そうは言っても、いくらか自発的に動いたかいがあって夏休みにはフランスで国際ボランティアを経験することができた。これがきっかけで、2年次を休学してワーキングホリデー(1年間の就労や学校での授業を受けることのできる滞在資格)でカナダに行こうと思ったが、大学の休学費用が法外に高かったため断念せざるをえなかった。(授業料の半値の50万近く。)
調べた他の大学では安くて3万程度で休学出来ることを知り、この大学の休学費用・制度に嫌気が差し大学を辞めることを決意した。
それとほぼ同時に、大学の留学生に連れられてなんとなく行った教会の牧師さんに、在住外国人子女が半分、日本人学生が半分ほど在籍する、京都府京田辺市にあるKyoto International University(京都インターナショナルユニバーシティ)を紹介してもらった。
ここでは、
- 少人数
- バイリンガル教育(日本語と英語の二カ国語)
- アメリカの教育課程
- アメリカに留学する際は取得した大部分の単位を移行できる
ということが魅力的だった。
「それならここ(KIU)で単位を取りながら留学を目指そう!」と、一度のキャンパス訪問、授業参加を経て決意した。
この大学を卒業しても大卒の資格がもらえないなどの不安はあったが、「善は急げ」のモットーのもと、KIUの学生として2008年の春、大学2回生を迎えることになった。
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