滞在先の地元の記者に記事に取り上げてもらった。
Japanese students attending Truman State reflect on tsunami and their fundraising efforts
: Locals reflect on the one year anniversary of tsunami and earthquake that wiped out a region of Japan.
ただ、伝えたかったことがほとんど伝わってない。
今回、1年経った今日2012年3月11日に震災について振り返ってみた。阪神淡路大震災のときは自分は保育園児だったからなのか、全くと言っていいほど記憶がない。だけど今回の3.11のことは、この先もずっと記憶に留まり続けると思う。実際に現地に行くことは結局できなかったが、海外で日本の危機を目の当たりにしてきた。一年前は(自分が)旅先での出来事だったので、一番最初はTVのCNNニュースを通して、その後はインターネットで情報を集めた。また、Twitterの情報伝達力のすごさを知ることができた。留学前にTwitterアカウントを作り、本格的に使い始めたのは震災後から。情報は入り乱れているが、何が正しいかそうでないかの判断は自分で判断する良い経験にもなるだろう。
自分の国の政府だからと言って信用できないことも知った。地震発生後の政府の対応、特に、国民の命第一で正しい情報を伝えようとしない(しなかった)ということ。それにはいくつもあるが例えば、日本政府は30キロ圏内退去、他国(米国を中心とした欧米諸国や近隣国韓国など)政府の50マイル=80キロ圏内退去の避難勧告。日本政府は日本独自の基準で30キロ、他国政府もそれぞれで独自の基準で(どの国も)80キロ前後。さらに、災害が起った際の情報がほどんどない初期の段階では、最悪のケースを想定して行き過ぎたぐらいの手を打つのが国際基準であるのだけれど、日本政府は最初から30キロ(他国政府は80キロから徐々に減らしていった)。放射能漏れについて確かなことがわからないにもかかわらず。本来なら不確かな危険がある際は予測以上に警戒すべきで、調査が進み情報があつまり出したころになって初めて危険度を下げていく。こういったことからも今の民主党政権を信じることは自分には難しい。
少し話が逸れたが、日本での震災後の変化は確かにあったと思う。失った人や物は多いが、その反面得たモノもある。人と人とのつながりの大切さ、日本文化に生きる日本人として人間性、例え外国人であろうとも同じ人間としての交わり。こういった人間味溢れるモノに触れることが出来た。
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