2011年2月25日金曜日

The Future Of Work

友人経由で面白いものを見つけた。


"The Future Of Work"というもので、2年前に作られたものらしい。


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なるほど。

経済だけに関わらず、数年後の世界はどんな環境になっているのだろうと思いが頭の中を巡る。


2011年2月25日12:10AM

2011年2月14日月曜日

渡米後、大きく変わった考え方

アメリカに来て変わった考え方


  1. 家族に対しての感謝と有難み
  2. 外から見た日本に対しての理解とさらなる日本への興味
  3. 学ぶことの面白さと大変さ


家族への感情の変化は日本から(又は親元から)離れると経験することだと思う。高校時代の時、全てを当たり前のように感じて過ごしていた毎日。朝食、夕飯は用意され、洗濯物はきれいに畳まれていた。今思えば恵まれた環境。当時はお父さん、お母さん、姉ちゃん、家族のそれぞれと口喧嘩をすることが良くあった。自分の考えが分かってもらえない、相手の考えが分からないとすぐに向き合うことをやめていた。

毎日仕事を朝から晩まで頑張っていたお父さん。あまり自分の考えを話してくれなかった。お父さんとは、男同士、いつか腹を割って人生について語り合いたいと思う。

家事を全て1人でこなしてくれていたお母さん。お母さんの方がいろいろと大変な時でも、大阪にいた時、そしてアメリカにいる今も、いつも体のことを心配してくれる。お母さんには今後、無理はしてほしくないと思う。

喧嘩ばかりしていた姉ちゃん。今は少し尊敬できるとこがあるし、離れてからはお互いに優しくなれたと思う。

実家にいた時は家族の悪いとこしか見えていなかった。家族それぞれに良いところがある。そう考えると1人1人が人生の師匠のようにも思えるてくるのかもしれない。実家を離れてから家族の大切さを日々噛み締めている今。

今年の夏に帰る頃には、家族への感謝をできる限り表現できればと思う。それがなかなか難しいんだが。


少ししんみりしてしまったが、2つ目の日本について。

アメリカに来る前までは日本のことがあまり好きではなかった。年功序列、終身雇用、新卒採用の文化がある、実力主義とは言えない世の中などなど。日本国内に留まることで安住している政治家の勢いの無さ。出る杭は打たれ、正直者が馬鹿を見る社会。

絶対に海外で仕事をして、その内海外へ移住しよう、と心の中で思っていた。しかし、こうやって日本を離れたことで、日本には悪いことばかりではないということに気付き始めた。

年功序列型の文化の裏にある、和の精神と敬意の心。他人(今の政治家)に頼ることで自分では何もする気のなかった自身の無責任さ。それでも正直に生きて、頑張って生きている日本人がたくさんいるということ。日本独自の、健康的で地域ごとに異なる多様な食文化も素晴らしい一面だと思う。歴史を学ぶことの大切さ、面白さ。先人が築いてきてくれた、戦後の復興とものづくり産業。他にも言い切れないほどすばらしいものを持っている日本。今低迷している日本社会・日本経済を元気づけるためにも将来働いていきたいと思えるようになった。

国際的な立場で、日本と他国(例えば途上国)の橋渡し役を担えるような仕事が良い。例えば、バングラデシュで人々の自立を支援するマザーハウス代表取締役の山口絵理子さん。22歳で日本を飛び出し、自分の足で1から事業を立ち上げた。ただモノを与える一方通行の支援ではなく、現地の特産品ジュート(麻)で鞄を作り、日本で、日本の物価に見合った価格で売る。相互に(日本にもバングラデシュにも)利益のある仕組みを作り出し、ビジネスとして持続できる仕組みを作っている。こういったビジネスは現地にプラスのものをもたらし、国家間の友好関係が、国際社会での日本の力にもなる。そう考えると、今こうやってアメリカで挑戦していることは決して無駄ではないのだろう。


そして3つ目の「学ぶ」ということについて。

周りの環境もあり、最近学ぶ姿勢が本気になれてきた。今学期は学期の始まる前に、本気で頑張ろうと決意した学期でもある。最初の学期は留学生だからといって分からないことに対して甘えを持っていた。教科書をあまり読まずに理解することを怠っていた。学ぶことに対しての面白さは、すでに日本での2校目の大学で、ジャーナリストでもある尊敬する教授から教わっていたのだが、今学期に入ってさらに、新たなことを知ることに対しての考え方が自分の中で発展したように思える。

今学期履修している微分積分学/Calculus、統計学/Statistics、中級マクロ経済学/Intermediate Macroeconomicsにはそれぞれに関連する内容があったり、前の学期に受けた財務会計学/Financial Accountingと管理会計学/Managerial Accountingには共通する内容が多い。

こういった、学んでいることがお互いに関わり合っていたり、現実と直結している箇所を垣間見ることができると、やることが多すぎて普段は辛い教科も、その時は面白いなって思えてくる。

日本では本気になれなかった学ぶということ。学ぶことに関しては非常に良い環境の今の大学。日本にいたら楽に暮らせるだろうなーと思うこともあるが、今の留学ができていることに感謝している。

  • 家族を大切に想うことのできる環境
  • 日本人として日本の将来を考えることのできる環境
  • そして自分自身に真摯に向き合い、今、最大限に成長できている環境


英語を、国際的なビジネスの場で不自由なく使いこなせるようになることは目標の1つでもあるが、それよりも、授業で得る専門知識と共に、自身の人格を高めていくことが、今の目標。

渡米後、1年経たない内に、こうやって意識が変わっているのが自分でもわかる。2年後、卒業する頃にはどれほど成長できているのかを想像すると、将来が楽しみでならない。
自分の手に負えないことをやる。
これは漫画家であり芸術家でもある井上雄彦氏が大切にする考え方。そして今ある自分の境遇を精一杯やり抜こうと決意させてくれる言葉。

いつかこの文章を読み返す頃にはさらに、人として恥ずかしくないような人物になっていることを願う。


2011年2月14日午前4時

2011年2月3日木曜日

雪で休校







猛烈に雪が降った。一晩でここまで積もったのを見たのは初めて。1枚目が先日軽く雪が降ったとき。2枚目が昨日の午後。3枚目が今日の朝。テーブルベンチが氷山の一角に。笑

こんな感じで大学の授業は丸二日休校だった。


2011年2月2日19時