2013年5月10日金曜日

Truman State University卒業に至るまで①

今は金曜日の朝4時頃。

残り2日でトルーマン州立大学(Truman State University)での留学生としての学生生活が幕を閉じる。

今日がFinal(期末試験)最後でComputer Science(コンピュータ科学)の残りの課題と試験を終えれば、無事明日には卒業式が待っている。


ふと、「ihayato.書店」というサイトで 『[寄稿]体験記:日本の高校からアメリカの大学へ進学する(青木光太郎』 という記事を読んだ。

この記事の中で、青木光太郎さんは新たな大学生活を始めるにあたってこう綴っている。

合格した千葉大学園芸学部の緑地環境学科に興味はなかったものの、「もっと多くのことを知って、多くの人に会って、自分と世界について考えを深めていこう」という思いで進学を決めたのだった。
しかし、千葉大に入学した後で気づいたのだが、日本の大学教育は自分の思っていたものと大きく違っていた。
「楽だから」という理由で授業を選択している学生が多く、純粋に勉強することに興味を持っている人はあまり見られない。教授と生徒の交流もあまりなく、授業中にアイディアの交換の場はない。その代わりにサークルやバイトに夢中な学生たちを見て、何かが違うと私は思った。先輩たちに話を聞いても、大学教育そのものに価値を見出している人はあまりいなかった。
その違和感に加えて、自分の将来への不安も芽生えてきた。この環境で4年間過ごした末に、どれだけ自分の中に残るものがあるだろうかと。周りの雰囲気に流されて過ごし、そのまま就職していくのは絶対に嫌だという気持ちがあった。

これは、自分が関西外国語大学に入学して感じたものを代弁してくれているようなもので、当時(5、6年前)は自分も全く同じ境遇に直面していた。

今回アメリカでの大学卒業に至るまでには、

関西外大に1年通って退学
→京都インターナショナルユニバーシティ編入2年間在籍
→トルーマン州立大学編入2年半在籍、明日卒業

といった道を歩んできた。

編入での単位移行の関係で、5年半の学生生活+半年間の休学生活 の計6年間を大学生として終えたことになる。(学生の期間が長すぎたのが吉とでるか、凶とでるかは、これからの行動にかかっている。)

明日卒業するに当たり今回の記事で、自分のここに至るまでの原点を振り返ることができたのはすごく有難い。

なのでこれから数回に渡り、今までの経緯をストーリー仕立てで投稿していくことにする。



『Truman State University卒業に至るまで②』に続く。



Today's Quote:

Your time is limited, so don’t waste it living someone else’s life. Don’t be trapped by dogma — which is living with the results of other people’s thinking. Don’t let the noise of others’ opinions drown out your own inner voice. And most important, have the courage to follow your heart and intuition. They somehow already know what you truly want to become. Everything else is secondary.
- Steve Jobs

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